剣道 試合 食事

剣道と食事(試合編)

剣道には、日頃の鍛錬の成果を試す場として必ず試合があります。

 

地元の小さな大会などでは午前中で終了することもありますが、終日かかるような試合では、午前中が個人戦、午後から団体戦というのが一般的なスケジュールだと思います。

 

ここでは、試合前の食事と試合中の食事に注目して解説したいと思います。

 

試合前の食事について

試合前といっても当日の朝だけでなく、出来れば前日の食事にも配慮したいところです。

 

普段はバランスのよい食事を心掛けなければなりませんが、食物繊維を多く摂り過ぎると体内にガスをためやすいため、前日と当日の朝のメニューは、おにぎりやパスタなど炭水化物中心のメニューにしましょう。

 

また、試合は『特別な日』と考えてしまうと、緊張したり、ベストパフォーマンスを発揮出来なくなったりします。

 

食事メニューだけでなく、10日ほど前から試合当日の時間に合わせて就寝時間、起床時間、食事の時間などの生活サイクルも合わせていくと、試合当日に緊張も和らぎ、ベストパフォーマンスが発揮しやすくなります。

 

 

試合中の食事について

試合当日の昼食は、保護者の方であればお子様の好きな弁当を、学生の方であれば自分の好きな弁当を頼むという方も多いと思います。

 

ここで1つ気を付けて頂きたいのは、日常編で少し触れた”脂質”についてです。

 

体を動かすのに最も必要なエネルギーを生み出すのは炭水化物(糖質)なのですが、脂質を摂ると真っ先に脂質が吸収され、炭水化物の消化と吸収が遅くなってしまいます。

 

脂質もエネルギーにはなるのですが、エネルギーとなるのが非常に遅く、試合当日は逆効果になります。

 

具体例を挙げるなら、『からあげ弁当』などは最悪なパターンとなるわけです。

 

最も適しているのは、お寺などで配られる精進料理のような弁当と言われており、やはり昼食も炭水化物中心とする必要があります。

 

『うちの子、バテるのが早いな!?稽古不足かな?』とか『稽古の量は同じぐらいのハズなのに、バテるのが早いな!?』と思うことがあったら、それは単に技術や稽古量によるものではなく、もしかするとお弁当のせいかもしれません。

 

昼食のお弁当もしっかり見直しておきましょう!

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