剣道と食事(成長期編)
先に述べたとおり、剣道の稽古は消費カロリーも高く、非常に過酷な
ものです。
小学生〜高校生のお子様がいらっしゃる保護者の方は、お子様の成長を助ける面でも、日頃の栄養管理をしっかりしたいものです。
私も、中学時代の部活があまりにも過酷すぎて食事が喉を通らず、
ピタッと身長が伸びなくなりました。
是非、体のケアも含め、食生活に気をつけて頂きたいと思います。
子供の成長期を知る
子供の体が成長するのに2つの成長期があります。
それぞれのポイントを解説したいと思います。
小学生の時、女子の方が大きいと言われており、概ねその傾向は
当たっています。
これは第1成長期の発達の過程が男子と女子で違うためです。
男子・・・12歳前後
女子・・・10歳前後
このことからも、女子のほうが先に体が大きくなることがお分かり頂けると思います。
この時期に体の成長を促す成分(たんぱく質とカルシウム)が
不足していると、身長が伸びません。
スポーツ栄養学の権威の先生のお話では、この時期にお父さんに
トンカツ2枚食べさせるぐらいなら、子供に2枚食べさせなさいと
おっしゃられていました。
また、子供の時は、筋トレなどして筋肉を付けると成長が止まる、
という話も聞きますが、そうではありません。
正確には、最低限の筋肉は当然必要なのですが、筋肉を付けるよりも、身長を伸ばすことを優先に考えなければならない、ということです。
個人差がありますので、男子12歳、女子10歳前後の年齢の時は、しっかりとたんぱく質とカルシウムを摂らせるように気を使いましょう!
大人の骨格と体を形成する高校生の時期であり、特に筋肉を意識することも重要になってきます。
この時期に立派な体が出来る子とそうでない子は、バイキングの食事風景を見るとその差が顕著に表れると言われています。
どんなにトレーニングをしても体が出来ない子は、自分の好きな物だけを選り好んで食べる、逆にしっかりした体が出来る子は、色んな物を
まんべんなく食べる傾向があるようです。
日常編でも触れたとおり、この時期には強引に食事方法を矯正させてでも色んな物をまんべんなく食べるクセを付けさせたいものです。
また、スポーツのエリート校と呼ばれる所では、運動と食事にも配慮
されています。
特に筋肉を作るには、運動後30分以内にたんぱく質を摂るのが最も効果的と言われ、練習直後に卵(白身の部分)や肉を食べさせている学校もあるぐらいです。
剣道でもトップ選手を目指すには、日頃の稽古だけではなく、食事にも配慮しなければならないことを如実に物語っていると思います。
保護者の方は、是非ご家庭での食事にも充分な配慮をしてあげて下さいね!
また剣道をしている学生の方は、剣道の技術や理論を学ぶだけでなく、過酷な稽古に耐えられる立派な体を作ってこその剣道です。
ここに書いていることを自ら意識して実践してみて下さい!